平均的

葉酸の1日摂取量は

厚生労働省の発表によると、葉酸の1日の目標摂取量は妊娠中の女性で約400μgと言われています。
しかし、多くの日本人は食生活の欧米化に起因して、葉酸の摂取量が不足していると言われています。
葉酸は食べ物を経由して摂取する事が実は難しい栄養素の一種で、食品中に含まれる天然葉酸は食品中の約25-20%程度しか体内に吸収されていきません。

さらに、葉酸は調理によって容易に大半が失われてしまいます。
1日に必要な目安摂取量を保つためには単純に含まれている量よりも、多くの食品を食べる事が必要になってしまうのです。
例えば、葉酸を多く含む食品として有名なホウレンソウで例を取ってみます。
ホウレンソウは生の状態では100g当たりに200μg程度の葉酸を含んでいると言われています。
しかし、これを茹でて食べられるように調理すると、同じ100gのホウレンソウに対して95μg程度まで失われてしまいます。
同じように葉酸を含む食品はたくさんあるのですが、実は葉酸が持つ水に対する溶けやすさから多くが茹でている間に失われてしまうのです。
これを補うためには調理の際に茹でる必要がない野菜の選択や、調理法を電子レンジでの過熱や炒め物に変えるなどの工夫をする必要があります。

また、果物を活用するのも一つの手でしょう。
このように葉酸などの水溶性のビタミンは、摂取するまでの間に気をつけないと不足しがちになってしまいます。
これを補うためには、食事以外にサプリメント類の服用を検討すると有効かもしれません。
化学的な視点から考えても天然由来の葉酸は合成された葉酸に比べて、どうしても吸収率の点で劣ってしまう事が知られており、化学合成された葉酸の利用は実はとても有益な手段といえます。
妊娠中の生活を維持しながら栄養管理まで行うのは、とても難しい事がたくさんあるかと思います。
しっかりと栄養を取り続ける事ができるように、手軽に栄養を取る事ができる果物だけでなく、サプリメントもフル活用してみなさんの健康を管理しましょう。