平均的

葉酸を食べ物から摂る

葉酸は胎児の脳や神経の発達に欠かせないとても大切なビタミンとして知られています。
厚生労働省の指針では妊娠初期から中期の妊婦さんは毎日400μg~480μgの葉酸の摂取が推奨されていますが、実はこの分量を摂取するにはいくつか注意が必要な点があります。
 
まず葉酸を多く含む食材の代表は野菜類です。
特に有名なものはモロヘイヤ・アスパラガス・ほうれん草・ブロッコリーなどが葉酸を多く含む食品として知られています。
しかし、「これらの野菜を摂取すれば全く問題なし」というわけにはいかないのが、葉酸のとても大切なポイントです。
実は葉酸は水に溶けやすい「水溶性のビタミン」なので、調理の過程で簡単に水に溶けて流れていってしまうのです。
そこで調理にいくつか工夫をすることが必要です。
まず茹でる時に必ず丸のまま茹でるようにしましょう。
こうすることで切り口をほとんど作らずに調理することができるので、葉酸が流れ出てしまう事を防ぐ事ができます。
もし、カットした野菜を使うのであれば必ずシチューや煮物など、茹で汁まで食べる事ができるような工夫が必要になります。
しかし、毎日毎日茹で野菜を準備し続けるのも一苦労ですよね?そこで調理の時に手助けをしてくれるのが電子レンジです。
電子レンジで加熱し、水を伴う加熱時間を極力減らす事で葉酸の流出を極力抑える事ができるのです。
この他にも葉酸を摂取するには油分をしっかり活用するとうまく体内に摂取できます。
炒め物や揚げ物など油を使った調理を行うと野菜の表面を油が包んでくれるので葉酸を失わずに野菜の中にとどめておく事ができるのです。
 
葉酸は他の水溶性のビタミンと比べても胎児に与える影響が非常に多い栄養分です。
しかし、調理の仕方に工夫を要するため気をつけないと不足する事も起こってしまいます。
葉酸は体内で細胞を新しく作る時に必須の栄養素で、葉酸の不足は胎児の脳の発育や神経の発育に多大な影響を与える事が医学的に知られています。
しっかりと調理のやり方を工夫して、お腹の赤ちゃんに大切な栄養素を届けてあげましょう。